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浄感寺についてABOUT JYOUKANJI

浄土真宗本願寺派 華水山 浄感寺

【 浄感寺 】


寺 号

浄感寺(じょうかんじ)

山 号

華水山(かすいざん)

宗 祖

親鸞聖人(しんらんしょうにん)
承安3年(1173)〜 弘長3年(1263)

宗 派

浄土真宗本願寺派

本 山

龍谷山(りゅうこくざん)本願寺(西本願寺)

本 尊

阿弥陀如来(あみだにょらい)

開 基

浄信上人(じょうしんしょうにん)
約700年前(永仁年間 鎌倉時代)

中 興

十三世正観上人(せいかんしょうにん)
安永10年(1781)〜 弘化2年(1845)



【 浄感寺本堂 】


浄感寺本堂

浄感寺本堂

浄感寺の創立は永仁年間ですが、約300年前の松崎村大火(元禄時代)で浄感寺も被害を受け全焼しました。その際、御本尊しかお助け出来ず伽藍などは全て焼失してしまいました。
以来仮本堂でしたが、十三世正観上人により弘化2年(1845)12月15日に立柱し、弘化4年(1847)3月中旬に落成されて現在に至っております。

本堂は紫宸殿風造りで耐風耐震建築です。

本堂の屋根は強風が吹くため、1丈2尺(約4m)切り詰められましたが、焼失以前は今より高かったので清水や沼津方面から松崎港へ向かう船は、 伊那下神社の大銀杏と浄感寺を目当てに入港したと言われております。

[ 棟 梁 ] 森 富蔵
[ 彩 色 ] 入江 長八
[ 彫刻師 ] 石田 半兵衛邦秀



【 十三世正観上人 】


【十三世正観上人】

十三世正観上人掛軸
(長八作漆喰画)

当山中興の祖といわれる十三世住職。

安永10年(1781)伊豆国岩科村道部(現在の松崎町道部)の鉄砲鍛冶の家に生まれる。浄感寺十二世住職正倫に子がなかったので養子として迎えられ、若くして備後、安芸で修行を積み秀才とうたわれておりました。

正観上人は、寛政(1789〜1799)末期頃より塾(華水塾又は浄感寺塾)を開き、その子弟530有余人を輩出しております。 その中には土屋三餘(三餘塾)、下田に塾を拓いた漢学者高柳天城、彫刻師石田半兵衛邦秀、漆喰芸術を完成した入江長八がいます。

当山は松崎町の学文発祥の地と言われております。


【琉球畳表の碑】

琉球畳表の碑

正観上人は本願寺使僧として西国に赴いた際、備後の国(現在の広島県東部)より備後表の苗と琉球表の苗を持ち帰り試作したところ琉球藺草が見事に成功したので農家に分け与え栽培させました。

南国の強い太陽の光と海風により乾燥させた藺草は、耐久性や艶もよく、その藺草で織った畳表は一躍有名になり浄感寺表、後に松崎表、桜田表と言われ松崎特産として売り出されて農家を潤しました。

しかし第2次世界大戦によって食料不足となり、みな穀物を作るようになってしまい現在琉球田は見られなくなってしまいました。

正観上人の偉業を称えた記念碑『琉球畳表の碑』が伊那下神社の千年銀杏の脇に建てられています。



【 石田 半兵衛邦秀 】


石田半兵衛邦秀作 獅子頭

石田半兵衛邦秀作

浄感寺本堂の御拝柱、梁または海老虹梁には江戸時代の名人彫刻師石田半兵衛邦秀の透かし彫り等が施されております。
これらの彫刻(象、唐獅子などが含まれる)は平成6年12月16日、松崎町文化財に指定されております。

幕末の堂宮彫刻の名工・石田半兵衛(邦秀)は、伊豆国江奈村(現在の松崎町江奈)の生まれで、その父先代半兵衛も彫刻師でした。
また、半兵衛の長男(のちの小沢一仙)、次男富次郎、四男徳蔵とその長男俊吉も、父とともに彫刻の道に励み、 それぞれ伊豆、山梨、神奈川などの神社仏閣に多くの作品を残しています。 半兵衛の代表作の一つ『唐獅子』が浄感寺の本堂にございます。

先代石田半兵衛(宮大工、彫刻師)
石田半兵衛邦秀(彫刻師)
半兵衛の長男 小沢一仙信秀(彫刻師)



【 入江長八 】


【飛天の像】

飛天の像

本堂内には、江戸末期から明治初期に活躍した入江長八が 学び育てられた恩返しの力作『雲龍』、『飛天の像』や『松鶴』、『正観上人のお姿の掛軸』などがございます。

これらの作品は昭和48年6月22日、松崎町文化財に指定されました。また、平成23年3月18日には、『雲龍』と『飛天の像一対』が静岡県有形文化財に指定されました。

長八の作品は独特の芸術で、漆喰を塗り重ね(彫塑)彩色したものです。また、テレビ・雑誌・新聞などで多数紹介されております。


【入江長八の胸像・碑】

入江長八の胸像・碑

【入江長八の墓】

入江長八の墓


日本左官業組合連合会(日左連)が昭和29年(1954)に建立した長八の胸像と顕彰碑が建てられています。

長八は明治22年(1889)10月8日に、東京・深川八名川町(現江東区深川)の自宅で永眠しています。亨年75歳でした。
長八の墓は浄感寺と浅草正定寺の二箇所に設けられています。



いつもあなたのそばに
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0歳からの浄土真宗

生まれたら神社にお参りし、結婚するときは教会で、死んだらお寺にお世話になる・・・
そういえば、私の宗教って何だっけ?と思ったことはありませんか。
実は、全てお寺で行っているのです。

葬式や法事など、人生の終わりだけ関わるのがお寺ではありません。
0歳からお寺にお参りしてみませんか。



人生の節目は、お寺へ

人生には様々な節目があります。
出産や成人などの慶びごともあれば、入院や死別などの悲しみごとも・・・
そんな節目をご縁として、手を合わせてみませんか。

浄土真宗のお寺は阿弥陀如来をご本尊としています。
阿弥陀さまは私たちを、いつでも・どこでも・どんなときでも、慈しみ、みまもり、導いてくださる仏さまです。



初参式 生まれてきてくれてありがとう

尊いご縁によって生まれてきてくれた”いのち”。親とさせていただいた自覚のもと、共に育つという思いの中で、阿弥陀さまのお心をいただいていきましょう。


七 五 三 我が子の成長をよろこぶ

恵まれ、育てられた感謝の報告をします。七五三の年齢にこだわる必要はありません。


成人式 大人として、人としての自覚

新たな決意を胸に、支えられ育ててもらったことへの感謝と、大人としての自覚を・・・
”おめでたい”だけの成人式とは一味違います。


結婚式 めぐりあい、ご縁に感謝

阿弥陀様にみまもられめぐりあえたご縁の不思議をよろこび、感謝するお式です。和装だけでなくドレスで挙式する方も、案外多いですよ。


帰敬式 阿弥陀様に出遭う

浄土真宗とのご縁を深める大切なお式です。ご本尊阿弥陀如来の御前で「法名」をいただきます。


お葬式 また会える世界 ― 新たなであい

生まれたものは必ず死にゆく。辛い厳しい現実です。でも、悲しみを悲しみだけに終わらせてしまったら、もっと悲しい。
どのようないのちも尊い仏となっていくと誓われた仏さまの前で亡き人は私に大切なことを教えてくださいます。死んで終わり、ではないのです。


こんなときにも… 記念日にはお寺へどうぞ

入学/卒業,就職/転職/退職,新築/改築,引っ越し,離婚,入院/退院,還暦,金婚式,誕生日



浄感寺では各種お式のお申し込みをお受けしております。

【式場】:浄感寺本堂

【時間】:9:00 〜 15:30


※お式の詳細内容やお問い合わせは電話にてご相談下さい。

【電 話】:0558-42-0481

【FAX】:    同上




読経・ご法事について
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浄感寺では年回忌法要・祥月法要・納骨法要・入仏法要など、ご法事のお申し込みをお受けしております。

【式場】:浄感寺本堂

【時間】:9:00 〜 15:30


※ご自宅や墓苑での読経・ご法事を希望など、ご法事に関するお問い合わせは電話にてご相談下さい。

【電 話】:0558-42-0481

【FAX】:    同上






合同墓(納骨堂・合葬墓)について
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開基700年 浄感寺合同墓

浄感寺では令和2年12月、合同墓を新たに建立致しました。
浄感寺合同墓は納骨堂、『倶會一處:くえいっしょ』と命名された合葬墓で構成されております。

『倶會一處』とは、再び会うことのできる世界がそこにある。 今ここで、同じ信心をいただき、ともに阿弥陀如来の救いにあずかっている。だからこそ、かならず浄土に生まれて再び会える確かさを、今よろこぶことができる。 本願の教えに出あえた時、今ここで救われ、再び会うことのできる世界が恵まれる。 という意味であります。


今、時代の流れとともに人々の人生観、価値観、宗教観など変わりつつあるように思われます。
そんな中、寺院、先祖代々のお墓に対しても軽薄になってきているように感じられます。
これでは寺院の存続にも支障が出てくるのは必然です。
そこで合同墓という故人の家族、親族に未来永劫に安心して頂けるものをご提供できればと考えます。


ご先祖代々のお墓を守る事が難しい。

お墓のことで家族、親戚縁者に心配をかけたくない。

心配もなく安心して管理してくれる所。

少子高齢化により先祖代々のお墓を守っていくことに不安がある。

諸々の事情によりお墓の購入ができないが、お墓を持たず永続的に追悼したい。

現在お墓のご購入を予定しており暫くの間ご遺骨を預かってほしい。

上記の様なご事情でお困りの方、浄感寺合同墓にてご遺骨をお預かりし永代法要致します。


浄感寺合同墓


【納骨堂】
納骨堂


【倶會一處】
合葬墓【倶會一處】



浄感寺納骨堂では骨壺にて他のご遺骨とは別々に最長で二十五回忌までの期間ご安置致します。期間が過ぎた場合は半年の期間をおいて納骨堂から合葬墓に移動し合葬という形とさせて頂きます。

浄感寺合同墓では、合同で年3回(春秋の彼岸、盆)のご法要が行われます。また、ご要望によりご葬儀、年回忌法要も承ります。
お預かりする際、宗旨・宗派は問いませんが、ご葬儀ご法要は当寺(浄土真宗本願寺派)の形式にて執り行なわせて頂きます。


【ご費用】

<納骨堂に安置せずに合葬・永代法要のみをご希望される場合>

1体              10万円

但し半年間は骨壺にてご安置させて頂きます


<納骨(最長二十五回忌まで)・永代法要をご希望される場合>

1体              30万円


生前予約された場合       25万円


2体目以降1体につき      20万円

ご夫婦、ご家族の方が当寺合同墓にご安置・合葬されている場合


<他所から移転・分骨される場合>

1体目

納骨期間(1年〜7年)   10万円

納骨期間(8年〜14年)  20万円

納骨期間(15年〜24年) 30万円


2体目以降1体につき

納骨期間(1年〜7年)    8万円

納骨期間(8年〜14年)  16万円

納骨期間(15年〜24年) 20万円


二十五回忌を経過したご遺骨は合葬の為

1体につき          2万円


※上記料金には全て納骨/合葬時の法要料金が含まれております。

※上記料金には年3回(春秋の彼岸、盆)の法要料金が含まれております。

※上記料金には葬儀、年忌法要料金は含まれておりません。

※上記納骨期間は年単位とし、端数の月数は年単位に切り上げさせて頂きます。


※詳細内容や条件等につきましては、下記の電話またはメールにてご相談下さい。

【電 話】:0558-42-0481

【FAX】:    同上

【メール】:masa07241957@icloud.com